リングタイプの手動装置
手動装置には、一般的によく知られているレバータイプ(フロアタイプ)の装置と、リングタイプの手動装置があります。
このリング式の手動装置は、KIVI・イタリア製になっており、ハンドルの後ろ側もしくは前側に取り付けることができます。
リングでアクセルを操作し、ブレーキは別途レバーを取り付けます。
スタイリッシュで、手動装置に見えない見た目も人気です。
リングでアクセル。レバーでブレーキ。
ハンドルの後ろについているリングを奥へ押す、もしくは手前に引くとアクセル操作が行えます。
ブレーキはウインカーの下に見えるレバーによって操作します。
ブレーキレバーは利き手側に取り付けます(写真では右側に取り付けられています)。左ハンドルの場合でも取り付けは可能です。
あなたの車、身体、楽なシートポジションに合わせて取り付けます。
ブレーキ裏のボタン
ブレーキレバーを下から覗き込むと、ボタンが3つ付いています。
このボタンにはそれぞれ便利な機能があります。
- 手前のボタン
まずは、手前(膨らんでいる部分、画像では左側)のボタン。
このボタンはホーンです。
危険を察知したとき、ブレーキやハンドルから手を離すことなくホーンを鳴らすことができます。 - 真ん中のボタン
このボタンはブレーキロックです。
ブレーキレバーを下に押すとブレーキがかかります。
ブレーキレバーを押しながらボタンを押すと「カチッ」と音がして、ブレーキをかけたままの状態でロックがかかります。
左利きの方は左手側にブレーキを取り付けるので、シフトチェンジの際にブレーキロックが便利です。 - 奥のボタン
奥(写真では右側)のボタンは、「ECO」操作をするためのボタンです。
「ECO」操作は、アクセルリングの操作出力が60%まで抑えられるようになっています。
細い路地や、切り返しが多く必要な駐車場などでは「ECO」にした方が操作が行いやすくなります。
「ECO」が適用されている間は、別に取り付けているランプが点灯します。
スイッチひとつで簡単に切り替え
アクセルリングとアクセルペダルは、スイッチによって切り替えられます。
通常のペダル操作も可能!
家族と同じクルマを共有することができます。
スイッチの位置は車種によって異なりますが、写真では赤い矢印のところに設置されています。
ワンタッチなので、切り替えも簡単です。
これまでの手動装置との違い
いちばん普及しているタイプの手動装置との違いは、
ペダルでブレーキを操作してもブレーキレバーは動かない
これまでの手動装置だと、ペダルでブレーキ操作を行うと、連動している手動装置のレバーも動いていましたが、KIVIのブレーキレバーは連動していても、ペダルの操作ではレバーは動きません。そのため、家族や障がいのない方が運転するときも、違和感なく自然に操作が行えます。
(ブレーキレバーを操作すると、足下のペダルは動きます。)
スッキリ広々としたフロア
これまでと違い、アクセルはハンドルに、ブレーキもハンドル横のパネルからレバーが出ているので、足下がスッキリします。
軽自動車に多い、運転席と助手席がベンチシートになっているタイプだと、尚更足下の広さが感じられます。
「運転を交代したい」と思ったときに、邪魔になるものがないので、簡単に運転席から助手席へ移動することができます。
ブレーキレバーのみ、アクセルリングのみで取り付けも可能
ブレーキやアクセルを単体で取り付けることも可能です。
障がいがなくても、ペダルの誤操作の保険として、ブレーキレバーだけを取り付ける方もいます。
詳しくはお電話でお問い合わせください。
アクセルリングで運転
価格
アクセルリング&ブレーキレバー(イタリア・KIVI)
¥498,000~ +送料
※工賃込みの価格です。
※本製品は非課税対象商品です。