T様との出会い
進行性の病気をお持ちのお客様。
車の運転はずっとやってきていました。
免許更新に行かれた際に適性検査を受けるように伝えられました。
検査では公安委員会の所有する教習車両で運転操作を確認するのですが、ご自身が運転されている車とはハンドルの重さ、アクセルブレーキの角度も違っており、サイズも異なる車両。
うまく操作ができませんでした。
そのことで当初は焦ってしまったようです。
しかしながら、改めて適性相談・検査を受けた際に手動式装置を薦められ、条件付加とともに適性検査を通過しました。
握力も弱いため、手動装置の設置場所も力が入りやすくて操作がしやすいポイントを探すためご本人との話し合いを行い、試行錯誤しながら制作しました。
本文
去年一年間、私個人の出来事が多くなやんだり
考える一年でした。
私は、シャルコーマリートゥース病です。
難病になります。
シャルコーマリートゥース病の話をします。
下腿・足に始まる四肢遠位筋の委縮・筋力の低下を主徴する病気です。
私の以前の病名は、遺伝性ニューロパチーでいくつか分かれて判明されたのが、シャルコーマリートゥース病です。シャルコーマリートゥース病もいくつかの病型で分類で分かれています。
去年の8月に、運転免許センターの免許更新ありました。だが、運転ができない。
頭の中で同様してしまい そこで手動式装置の話がでました。逆に、運転をしていたことに疑われ 条件付きで、手動式装置を車に取り付けるように勧められ タイヤランド沖縄のパンフレットをもらいました。
タイヤランド沖縄の場所でびっくりです。私の住んでいる、自宅の近くで車に向かうと10分~15分以内で着きます。
タイヤランド沖縄に、初めて高里さん・喜納さんに会い、私の病気の事や運転免許更新の事、ちょっとした話 数分しか話をしていませんが、気持ちが楽になりました。
打ち合わせで、最初に手動式装置を車に取り付けること、それが、年末に出来ました。
平成29年お正月、さっそく手動式装置で開始です。
広い場所で練習、車の時間帯が少ない道路で練習、練習の日々です。
手動式を操作していますと疲れが感じます。
(手に力があまりないので、右折・左折でハンドルが重く感じます)
足で、アクセルとブレーキを使い操作できますので、両立しながら安全運転に心掛けて車の運転しています。
沖縄は車社会、車がないとどこにもいけません。
身体障害者も同じです。身体障害者でも車を運転します。けど、福祉車両の工場が少ない。
もっと必要に感じます。
長い文章ですみません。
タイヤランド沖縄(高里さん・喜納さん・波平さん)これからもよろしくお願いします。
2017.06.07
改造内容
- 手動装置(フロアタイプ)
国内で一番流通しているタイプの手動装置です。
左手側に設置したレバーを手前に引くとアクセル、奥へ押すとブレーキになっています。
>>製品について詳しく - ハンドル旋回グリップ
片手でハンドルを操作する方に向けて、おすすめしている装置です。
握りやすさに合わせた形、車内インテリアにマッチするデザインをお選びいただけます。
>>製品について詳しく - 手動サイドブレーキレバー
近年はサイドブレーキが足踏み式になっているものが多くあります。
それを、手で操作できるようにレバーを取り付けることができます。
>>製品について詳しく