「楽しい人生」手伝い(琉球新報)
明日へのストーリー 地域人インタビュー
2011年3月20日の琉球新報、「明日へのストーリー~地域人インタビュー~」に福祉車両事業について掲載していただきました。
福祉車両を取り扱い始めたきっかけ
車用品を扱う普通の会社だったが、介護施設や病院の車両メンテナンスをしていたときに、福祉車両がいくらあっても足りないと聞いた。福祉車両を増やしたいが、高額で買えないという声もあり、何とか安くできないかと考え、自操式装置(※)を取り扱うメーカーと共同で研究して事業を進めた。障がいがあるから引きこもったり、ふさぎ込んでいる人や家族の力になりたいと思っている。
※自操式装置とは、ハンディを持つ方が運転するときに用いる補助装置のこと。両足が不自由なら手でアクセル/ブレーキを操作するための「手動装置」であったり、右片にマヒがある方には左半身で操作がしやすいように「左アクセルペダル」などを設置する。
今後の目標
宜野湾市は車いすマラソン(※)などがあり、福祉に関する取り組みが多いので協力していく。また、障がいを持った観光客でも自分の運転で市内を回れるような策を考え、宜野湾が゛通り過ぎるだけの街”と言われないよう、誰でも楽しめるまちづくりを進めていきたい。福祉に特化し、障がいの有無にかかわらず、世界を広げる楽しい人生の手伝いをしていきたい。
※宜野湾車いすマラソンは、2018年より廃止された。